産 業
農ある世界と地方の眼力7
令和漫筆集
小松泰信(こまつ やすのぶ) 著
本書は、JAcom・農業協同組合新聞のコラム「地方の眼力」に掲載された48編からなる第7弾で、農業・農家・農村・農協といういわゆる「農ある世界」を巡る状況についてのウィークリー・クロニクルである。
◆主な目次
樹々は万人、開発は蛮人
「チャットGPT」はチョットだけよ
焦らず挫けず民主主義
一票の重さを思い知るとき
明石市が証した政治の不作為
飢えるカムJAPAN!
「法の見直し」と「国の責務」
女性地方議員は地方の希望
世を襲う政治家たち
諦めません勝つまでは
堂々とブリンケンの後塵を拝せよ
政府の危機感は離島の危機
冥土 in JAPAN
農ある世界でセカンドキャリアを
平和的国防産業の時給は10円
軽薄メディアと忍び寄る戦火
子どもを愛し、能力を高める
地方はつけ込まれるな
汚染水は汚染し続ける
愚策インボイス制度を許さない
真っ当な人材を枯渇させる国
堕ちたブランドと共犯者
命の声が聞こえるか ほか
1953年長崎県生まれ。鳥取大学農学部卒、京都大学大学院農学研究科博士後期課程研究指導認定退学、博士(農学)。(社)長野県農協地域開発機構研究員、石川県農業短期大学助手・講師・助教授、岡山大学農学部助教授・教授、同大学大学院環境生命科学研究科教授を経て、2019年3月定年退職。同年4月より(一社)長野県農協地域開発機構研究所長。岡山大学名誉教授。専門は農業協同組合論。
著書に『非敗の思想と農ある世界』(2009年、大学教育出版)、『地方紙の眼力』(共著、2017年、農山漁村文化協会)、『隠れ共産党宣言』(2018年、新日本出版社)、『農ある世界と地方の眼力』(2018年、大学教育出版)『農ある世界と地方の眼力2』(2019年、大学教育出版)、『共産党入党宣言』(2020年、新日本出版社)、『農ある世界と地方の眼力3』(2020年、大学教育出版)、『農ある世界と地方の眼力4』(2021年、大学教育出版)、『農ある世界と地方の眼力5』(2023年、大学教育出版)『農ある世界と地方の眼力6』(2023年、大学教育出版)、『新訂版 非敗の思想と農ある世界』(2024年)など