人類の多年にわたる文化的・科学的成果を糧として、無用な固定観念に阻まれることなく、持続的に思考し新時代を展望したい

画像がありません

教 育

幼児体育学

理論と実践でひもとく心身の育ち

前橋 明(まえはし あきら) 著

  • 定価:本体2,200円 + 税
  • 書籍在庫:有 / 電子版:なし
  • 判型:A5
  • ページ数:220頁
  • ISBN:978-4-86692-378-9
  • 発行日:2025/07/25発行
書籍内容

今日の日本の幼児の抱える様々な健康問題や指導者養成におけるニ一ズを考慮した上で、幼児の心身の健康づくりや人間形成として実施される幼児期の健康教育や幼児体育のあり方や基本理念、指導方法や内容の基本を解説し、実践編では、イラストをたくさん使い、多くの運動あそび等を紹介した幼児体育指導者必携のテキストである。

◆主な目次
総論
幼児体育とは─ その意義と役割
理論
第1章 子どもにとっての運動あそびの役割と効果
第2章 外あそびの魅力
第3章 乳幼児や障がい児の感覚あそび・知覚・運動訓練から体育指導へ
第4章 幼児の運動指導上、留意すべき事項
第5章 健全な成長のための外あそび推進
第6章 近年の子どもたちが抱える健康管理上の問題と改善策
第7章 体力
第8章 発達と運動、親子ふれあい体操のススメ
第9章 子どもの理解と実態把握の難しさ
第10章 運動遊具・公園遊具の安全管理
第11章 幼児期の健康診断評価
第12章 ケガの手当て・対応
第13章 コロナ禍における子どもの運動あそびと、保健衛生上、注意すべきこと
第14章 車イスの基本操作と介助
第15章 視覚障がい児・者の援助
第16章 コロナ禍を経た子どもたちの心身の変化と今後の運動や外あそびの必要性
実践編
第1章 基本の運動
第2章 身近なものをつかったあそび
第3章 親子ふれあい体操
第4章 運動会でもできる! おすすめあそび
第5章 鬼ごっこ
第6章 リズム・親子ダンス
第7章 4つの基本運動スキルを取り入れた運動あそび

【著者紹介】
前橋 明(まえはし あきら)

子どもの健康福祉研究所所長・博士(医学)
早稲田大学名誉教授 
〈学歴〉 1977年6月 米国南オレゴン州立大学 卒業
1978年8月 米国ミズーリー大学大学院 修士(教育学)
1996年6月 岡山大学医学部(公衆衛生学) 博士(医学)
〈職歴〉 1980年9月~1987年3月 総合社会福祉施設 旭川荘 機能訓練・運動訓練・水泳訓練担当
1987年4月~2003年3月 倉敷市立短期大学 講師,助教授,教授
2003年4月~2025年3月 早稲田大学教授  4月~ 早稲田大学名誉教授
2025年4月~現在 子どもの健康福祉研究所 所長, 学校法人 古谷野学園 顧問
(研究経歴〉
平成2年度文部省在外研究(出張先:米国ミズリー大学)
平成2年度全国保母養成校教員研究費(全国保母養成協議会)
平成6年度全国保母養成校教員研究費(全国保母養成協議会)
平成7年度全国保母養成校教員研究費(全国保母養成協議会)
平成9年度~平成12年度科学研究費「基盤研究C(1)高校生における日常生活時の不定愁訴の発現に及ぼす運動の影響について」
平成11年度植山つる児童福祉研究奨励基金(全国社会福祉協議会)
平成15年度~16年度科学研究費「基盤研究(C)(1)幼児のからだの異変とその対策」
平成16年度~18年度科学研究費「基盤研究(C)幼児の口臭に関わる生活要因とその対策」
平成20年度~22年度科学研究費「基盤研究(A)幼児・児童の健康づくりシステム の構築」
平成24年度~26年度科学研究費「基盤研究(B)「幼児の生活習慣分析に基づいた生活 リズム向上戦略の展開」
平成27年度~29年度「基盤研究(C)夜型社会の中での幼児の生活リズムと体力,身体活動量との関係」
令和3年度~5年度科学研究費「基盤研究(C)(一般)COVID-19流行時の幼児の生活習慣や身体状況から みた健康管理上の課題と対策」
〈海外研究歴〉
1990年~1998年 米国:ミズーリー大学 客員研究員
1993年~1994年 米国:ノーウイッジ大学 客員教授
1993年~1996年 米国:バーモント大学 客員教授
1994年~1996年 米国:セントマイケル大学 客員教授
2015年~2016年 台湾:国立体育大学 客員教授

日本学術振興会科学研究費委員会専門委員(2009年~2017年)

〈所属学会〉 一般社団法人国際幼児体育学会会長、インターナショナルすこやかキッズ支援ネットワーク代表、日本幼少児健康教育学会理事長(1982年~2014年)、日本幼児体育学会理事長・会長(2005年~2022年)・名誉会員、日本食育学術会議会頭(2006年~現在)、 日本レジャー・レクリエーション学会理事長・会長(2014年~2023年)など
(受賞学術賞 等)
1992年 米国ミズーリー州カンザスシティー名誉市民賞受賞
1998年 日本保育学会研究奨励賞受賞
2002年 日本幼少児健康教育学会功労賞受賞
2008年 日本幼少児健康教育学会優秀論文賞受賞
2008年 日本保育園保健学会保育保健賞受賞
2016年 第10回キッズデザイン賞受賞
2017年 (中華民国106年)新北市政府感謝状受賞
2022年 日本幼児体育学会 学会功労者賞
2023年 早稲田大学功労表彰
2024年 (中華民国113年)新北市政府教育局感謝状受賞