人類の多年にわたる文化的・科学的成果を糧として、無用な固定観念に阻まれることなく、持続的に思考し新時代を展望したい

農ある世界と地方の眼力8

産 業

農ある世界と地方の眼力8

令和漫筆集

小松泰信(こまつ やすのぶ) 著

  • 定価:本体1,800円 + 税
  • 書籍在庫:有 / 電子版:なし
  • 判型:A5
  • ページ数:208頁
  • ISBN:978-4-86692-395-6
  • 発行日:2025/12/22発行
書籍内容

JAcom&農業協同組合新聞の「地方の眼力」に2024年度掲載の49編。「地方」と「農ある世界」を軽んじるこの国に「令和の米騒動」勃発。「正常化バイアス」を働かせ、のんびり構える我々に、主食たるコメが警鐘を乱打する。危機を正面から受け止め、解決の糸口を提示する漫筆集。

◆主な目次
YOUは何しにアメリカへ?
寝た子は必ず起きてくる
YOUはどうして嬉しいの? はて?
有機農業は原発依存症に効く
「むこう岸」へのワタシ舟
消滅可能性自治体の解消策
カネに関する報道の責任
改正法案通って野に下る
ハジ知事とトヨタの口車
JAグループは一丸となれるのか
東京栄えて地方滅ぶ
赤字1・5兆円とJA全国大会
届けJA職員の声
目指すべきは「健康かつ健全なJA経営」
「きっトラ」と「もし寅」
石川県創造的復興プランは画餅に帰す
2プラス2=死
日本人の命は渡り鳥以下
変わるのは自民党ではなくあなた
令和の米騒動と備蓄米
全国知事会の矜持と意地
主食は空気
黄昏の国立大学 ほか

【著者紹介】
小松泰信(こまつ やすのぶ)

1953年長崎県生まれ。鳥取大学農学部卒、京都大学大学院農学研究科博士後期課程研究指導認定退学、博士(農学)。(社)長野県農協地域開発機構研究員、石川県農業短期大学助手・講師・助教授、岡山大学農学部助教授・教授、同大学大学院環境生命科学研究科教授を経て、2019年3月定年退職。同年4月より(一社)長野県農協地域開発機構研究所長。岡山大学名誉教授。専門は農業協同組合論。
著書に『非敗の思想と農ある世界』(2009年、大学教育出版)、『地方紙の眼力』(共著、2017年、農山漁村文化協会)、『隠れ共産党宣言』(2018年、新日本出版社)、『農ある世界と地方の眼力』(2018年、大学教育出版)『農ある世界と地方の眼力2』(2019年、大学教育出版)、『共産党入党宣言』(2020年、新日本出版社)、『農ある世界と地方の眼力3』(2020年、大学教育出版)、『農ある世界と地方の眼力4』(2021年、大学教育出版)、『農ある世界と地方の眼力5』(2023年、大学教育出版)『農ある世界と地方の眼力6』(2023年、大学教育出版)、『農ある世界と地方の眼力7』(2024年、大学教育出版)、『新訂版 非敗の思想と農ある世界』(2024年)など