
教 育
オーセンティック・ラーニングの視座に立つ音楽科授業デザイン
音楽の身体性
森保尚美(もりやす なおみ) 著
本書では、これまで行われてきた音楽活動から深化して、音楽のルーツにある身体性に焦点をあてている。様々なジャンルの舞踊専門家の指導場面からミニマムに動きを切り取り、授業デザインへの活用をアテンドする。
◆主な目次
第1章 理論的視野
第1節 経験による芸術教育
第2節 活動による音楽教育
第3節 学校音楽教育における音楽活動
第4節 日本における舞踊教育
第2章 方法論的視野
第1節 イリーズ・ブラウン・バーネット
第2節 アン・ドライバー
第3節 星野圭朗、誉田真理
第4節 学校教育とオルフ教育楽器
第3章 フィールドワーク
第1節 調査期間と観察先
第2節 バロック・ダンス
第3節 バレエ
第4節 外国の民謡
第5節 子どもの民踊
第6節 日本民踊
第7節 琉球民踊
第8節 アフリカンダンス
第9節 ラテンダンス
第10節 ヒップホップ
第4章 音楽科授業デザインと実践研究
第1節 小学校における授業への援用
第2節 小学校における授業実践
第3節 ワークショップの実践
第5章 結語
広島女学院大学教授・修士(教育学)
広島大学大学院教育学研究科博士課程単位取得退学
専門 音楽教育学 特に教材開発 音楽科授業研究 音楽鑑賞教育
広島大学附属東雲小学校、広島大学附属小学校での音楽専科や担任を含め、小学校における20年以上の実務経験と広島市教育委員会指導主事の経験がある。長年の音楽科授業研究を通して音楽活動の効果を確信する。現代社会においてますます音楽の身体性にアプローチする必要性を感じ、近年は楽譜上に表せない拍やリズムの質の認識による立体的な理解を促す指導法に着目している。
〔学術論文〕
「音階の教材化に関する研究―世界の音階と舞踊に着目して―」
「音楽鑑賞授業における視聴活動と体験活動の比較」
「舞踊の身体活動を通した音楽鑑賞に関する質的研究―「拍」概念の多様性に着目して―」
「「身体」と「文化」に着目した音楽鑑賞授業の研究ーオーセンティックな学びから捉えた授業検討を通してー」
「音楽鑑賞授業におけるリズムと音楽活動との関わりに関する研究」
〔競争的資金課題〕
舞踊の模倣から音楽を複合的に知覚・感受する音楽科授業デザインの開発
(科学研究費助成事業 基盤研究(C)日本学術課題番号22K02587)
音楽鑑賞授業における舞踊の指導を応用した音楽活動モデルの開発
(科学研究費助成事業 基盤研究(C) 課題番号)18K02645
文化や様式に根差した身体表現による音楽鑑賞授業モデルの構築
(広島女学院大学学長裁量経費「研究活動助成」)
音楽鑑賞授業に適用する文化に即した指導方法の開発
(広島女学院大学学長裁量経費「研究活動助成」)
多様なジャンルや様式を相対化する音楽鑑賞学習モデルの開発
(広島女学院大学学長裁量経費「研究活動助成」)