
社 会
観光産業と地域振興入門
移動・働き方・地域資源から考える
城本高輝(しろもと たかてる) 著
本書は、観光産業と地域振興の関係を、観光を単なる観光地の集客としてではなく、人口減少社会における地域の持続可能性、移動、働き⽅、地域資源の再評価、地域提案という複数の視点から学ぶための⼊⾨書である。
◆主な目次
第1章 観光産業と地域振興をどう捉えるか
第2章 地方創生・人口減少・関係人口
第3章 労働と余暇、そして新しい働き方
第4章 ワーケーションとコワーキングスペース
第5章 観光交通・地域交通・モビリティ
第6章 地域資源を活かす観光産業
第7章 インバウンドと地域の受け入れ
第8章 地域課題を見つけ、提案にまとめる
付録 用語集
摂南大学経済学部教員。観光産業、地域振興、観光交通、関係人口、ワーケーション、地域資源活用などを主な研究・教育テーマとしている。また、非常勤講師として「インバウンド論」も担当しており、訪日外国人観光と地域の受け入れに関する教育にも携わっている。2007 ~ 2009 年に国土交通省・観光庁で観光政策に関わったほか、2017 年には大阪城トライアスロンの立ち上げに関わり、同事業はスポーツ文化ツーリズムアワードを受賞した。その後も同事業に継続的に関わっている。また、熊本県芦北町では副業人材として地域交通政策を支援し、AI オンデマンド交通、ライドシェアの企画、社会実験導入に関わった。長崎国際大学では小値賀町のフィールド調査と論文作成、松本大学では山岳観光のフィールド調査およびコワーキングスペース「33GAKU」を対象とした質的研究・論文作成に取り組んできた。さらに、これまでに十数件の研究助成を受け、日本各地のジオパークや島嶼地域を対象に、観光、地域資源、関係人口、地域振興に関するフィールド調査を行ってきた。本書では、こうした研究・実務・教育の蓄積を踏まえ、観光を人の移動、働き方、地域資源、地域との関係形成から考える視点を提示している。