人類の多年にわたる文化的・科学的成果を糧として、無用な固定観念に阻まれることなく、持続的に思考し新時代を展望したい
宗 教
親鸞
病・癒し・福祉
新保 哲（しんぼ さとる） 著
- 定価：本体2,200円 + 税
- 書籍在庫：有 / 電子版：有
- 判型：A5
- ページ数：220頁
- ISBN：978-4-86429-016-6
- 発行日：2010/11/10発行
- 書籍内容
「慈悲心とはなにか」「毒と薬」「『維摩経』と親鸞における福祉のこころ」「宗教から見た福祉とは何か」「道元の菩薩道と福祉の精神」「親鸞と私（講演録）」の６章から，現代人が切実に求める重要な課題，病・癒し・福祉を論じる。
- 【著者紹介】
- 新保 哲（しんぼ さとる）
1948年新潟県生まれ。
獨協大学外国語学部英語学科卒。
中央大学大学院文学研究科哲学（日本思想史）専攻博士課程満期退学。
博士（文学）筑波大学。
東京都立航空高等専門学校講師、姫路獨協大学専任講師を経て、現在文化女子大学教授。海外学術研修（1997～1998）のためロンドン大学SOAS（東洋・アフリカ学院）留学。作家。第25回日本文芸大賞・学術文芸賞、全作家出版賞、文芸思潮エッセイ賞・社会批評奨励賞、日本文学館出版大賞ノベル部門特別賞等受賞。
研究分野：日本思想史、日本倫理思想史、比較思想
主著：『世界のなかの宗教』晃洋書房、1999年
『仏教福祉のこころ』法蔵館、2005年（日本文芸大賞・学術文芸賞受賞作）
『遊びごころ』アサヒメディア、2009年（全作家出版賞受賞作）
『日本人の生死観』大学教育出版、2009年